皆さんこんにちは、Qリプトラベラーです。
この記事のタイトルにある通り、世界中を放浪し始めて四半世紀目に到達しました!
まさか、このような人生を生きることになるとは、自分でも驚きですが、こんな結果になってしまいましたね。
せっかくなんで、思うところを適当に書き綴っていきます。
この前、20年以上旅している友人と話していたんだけど、10年超えて放浪してる人は、どこか精神的に問題があるなんて言ってました。
研究者によると、旅を続ける人には遺伝子的特徴があるそうです。
その遺伝子はギャンブル中毒にもなりやすいようなのですが、僕の親戚は皆がギャンブル中毒なので、その遺伝子の影響がギャンブルには行かずに旅に向かったんだと思ってます。
僕の場合は、エホバの証人の家庭に育って、抑圧されまくったことの反動を今でも引きずっているのもあると思います。
他に思い浮かぶのが、極端な生活環境に身を置くことで出てくるアドレナリンに中毒しているってことですね。
スカイダイビングや極端なリスクスポーツなどにハマるのと似たような感じかもしれません。
でも、数ある中毒の種類の中でも、放浪中毒というのは最も健康的な部類かとも思うので、まぁ良しとしましょう。
僕のここ数年の放浪はかなり落ち着いてきていて、1箇所に数ヶ月から1、2年ほどは滞在するようになっています。
今いるメキシコの山奥の村では、土地を買って、家を手作りしている最中なので、まだしばらくこの辺りにいることになりそうです。
ただ、完全な定住になることはなさそうです。
ここをベースにして、世界各地で暮らすといった感じになりそうです。
まだまだ行きたいところが沢山あるし、やりたくてもここでは出来ないことも沢山あるので、世界情勢が落ち着いた頃には、また動きだしたいなと思ってます。
僕が旅を始めたのが25年前、この人生を旅に捧げようと決意したのが20年前になります。
そして、13年前には旅をやめて定住する可能性を模索し始めました。
だけどそれまでに12年以上もノンストップで放浪し続けていたので、旅の勢いが付きすぎていて、止まろうにも止まることが出来ませんでした。
結局、旅を止めようと思いながらもさらに7年間もぶっ続けで放浪し続けました。
その頃にやっと、自分は旅を止めようと思っても止めることは出来ないんだと気づき始めます。
17歳まではガチガチのエホバの証人の宗教生活、19歳からは世界放浪を始めたので、一般的な生活様式を殆ど経験していません。
なので旅を止めようとしても、それ以外の生活を知らないので、どうすれば良いのかわからないと言った具合でした。
そこで思いついたアイデアが、放浪を止めることが出来ないならば、せめて放浪の速度を落とそうということです。
これはかなり画期的なアイデアでしたね。
このアイデアのおかげで、定住するという深い決意が無くとも、ゆっくりとした生き方ができるようになってきました。
そこに合わさったのがコロナ渦です。
今度は逆に動きたくても動けない。
さらには、マスク警察やらシェディングやらが合わさって、僕の社会忌避的な傾向がさらに強まっていきました。
そうこうしているうちに、2021年当時に滞在していたスイスでワクチンパスポートが導入されるというニュースが来ました。
先行きが全く不明瞭な2021年、ここで動きを取らなければ、次にどうなるかは分からない。
ニュースをみてから3週間後にはメキシコに飛んでいましたね。
メキシコに飛んだ理由は、旅人の親友たちが集まって、農業コミュニティを運営しているからと言った理由です。
このコミュニティはコロナ禍やグレートリセットとは全く無関係で、自分たちが自然の中で自給自足の暮らしをしたいから、大好きな友人同士で集まって一緒に作り上げてるって感じのものです。
だけど偶然にしては出来すぎのレベルで、現在の世界情勢への対処に合致していました。
社会システムから離れて、自立した暮らしをすることが最高の安全策であるこのご時世に、すでに友人たちが完璧なお膳立てをして待っていてくれたのです。
なんとも有難い宇宙のお導きです。
メキシコは2021年当時、コロナ対応が世界一緩い国で、ワクチン証明もPCR検査も何一つ必要なしで入国できました。
そう言ったこともあり、僕みたいな移住目的の人だけでなくて、現役の旅人たちも世界中から集まってきていました。
面白いことに、過去に世界各地で出会った数多くの旅人たちが、他に行くところが無いからという理由で、メキシコにやってきていました。
世界各地の旅先で遊んでいた友人たちが、今度は僕の家に直接やってきて一緒に遊ぶといった不思議なことが起こっています。
この超山奥の暮らし、半端なく不便なんだけど、色々と楽しいんですよね。
今では、未だかつて無いくらいに落ち着いた日々を過ごしています。
ここまで、ダラダラと書き綴ってきて、この記事で何が言いたいのかというと、特に何もありません。
ただ、思いつくままに、と言ったところでしょうか。
四半世紀以上も放浪し続けるという、人類史上においても稀な生き方が出来ていることが、なんとなく誇らしいです。
他の生き方をしたことが無いので、なんとも言えないけれど、放浪の生き方も悪く無いですよ。
それではまた、別の記事でお会いしましょう。
サヨナラ、サヨナラ。