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ゴアに目覚める話12(自叙伝129)

 

自由の反面

 

ゴアの自由さは世界中から旅人達を惹きつけていたが、その反面、自由さと引き換えに色々と不都合なことも生み出していた。

 

警官の腐敗の話は既に書いたが、それと連動している問題として泥棒がある。

被害にあった友人もいたし、頻発する警察と泥棒の問題を目の当たりにして、Yさんが警察と泥棒と家主の陰謀論を唱えだした。

当時の僕は、そんなバカな、考えすぎだなどと言っていたけど、世界の裏側を良く知っている今となっては、あの話はまんざら嘘だとも言い切れなくなった。

おそらく事実だと思う。

 

特に僕たちが居たアンジュナビーチ周辺は、僕達のような初心者日本人旅行者が集まってくることで知られており、外国人から金を巻き上げようとする悪い奴らがカモを求めてやって来る。

そんな連中は裏で繋がっており、お互いに情報を提供しあって、旅行者から搾り取っている。

実際のところ、どのレベルまで繋がっているのかは不明だが、全部が繋がっていても不思議ではない。

 

 

旅行者搾取の手順

 

まず最初にやって来るのは警官。

家をノックして、なにか不審なことは無いかと聞いて回る。

 

建前は旅行者を気遣っているが、国際免許がないのにバイクを持っていたり、旅行者のビザが切れていたり、何らかのドラッグを持っていたりなど、どんな些細なことでも言いがかりにできるような事があれば、容赦なく逮捕の脅しをかける。

実際の逮捕が目的ではなく賄賂が目的なので、逮捕しないということで旅行者と駆け引きをしつつ賄賂をぶんどる。

この時に家の間取りや滞在している人、人数、生活の傾向などを調査する。

 

次に警官から情報を聞いた泥棒が数日後に同じ家にやってくる。

泥棒は何人が家に居て、どういう時間帯に家を離れているか知っているので、安全に屋根の瓦を外し侵入できる。

そして、全財産を盗まれた旅人は意気消沈して帰国する。

 

家の家主はこの問題を知りつつも、侵入しやすい屋根を修理せずに放置する。

恐らく家主もグルなのかも。

 

そしてまた次の旅行者がやって来て、短期間の間に警察が来て泥棒が来て帰国する。

 

心優しいレストランのオーナー等はあの宿には泊まらないほうが良いと忠告してくれたりする。

 

レストランオーナーは、隣人関係もありハッキリとその理由は述べないが、知っている事が色々とあるのだろう。

 

 

 
 
完全版へつづく。。。

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