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石垣島でキャンプする話2(放浪記512)

 

レインボーギャザリングの運営方法

 

 

そのイベントは、反資本主義的な思想を持っていて、全てが寄付とボランティアによって運営されていると言う。

 

 

イベントはインドだけではなく、世界中で開かれているらしいのだが、運営母体と言ったものはなく、有志たちが個人個人で集まってイベントを開催しているらしい。

なので、特定の団体が行うイベントというよりも、特定のやり方に沿ったイベントのスタイルと言った方が正確だという。

 

 

 

ネイティブアメリカン

 

 

僕はこの話にすごく興味を持って、微に入り細に入り聞き出した。

 

 

イベントは、新月の日に始まって、満月でピークを迎え、新月の日に終了する。

実に1ヶ月もの間、野外でキャンプをして暮らし、自然の中での共同体生活の素晴らしさを祝うらしい。

 

 

話を聞くと、僕がモロッコのオアシスでキャンプしていたスタイルと非常によく似ている。

もしかしたら、僕たちを率いていたガンドルフさんは、このレインボーギャザリングに影響を受けていたのかもしれない。

 

 

H君がいうには、イベントの運営方針は、ネイティブアメリカンの伝統を取り入れたスタイルだという。

 

イベントの全てはキャンプスタイルなので、実質的に食糧費以外はなんのお金もかからないので、寄付金だけで成り立ってしまうようだ。

 

 

 

フードサークル

 

 

非殺生の哲学が根底になるので、買う食糧は完全にビーガンで、肉も魚も卵も使わないので、価格も安くなり、食中毒などのリスクを減らせるという。

そして、集まった寄付金で食糧を買い、それを皆で作って皆で食べる。

 

 

1日に2度フードサークルと呼ばれる食事会が開かれる。

人々は大きな輪を作り、歌を歌って祈りを捧げてから食べるらしい。

 

 

そして食事を終えると、人々が歌い踊りながら寄付金を集めにくるという。

そうして集まった寄付金でまた食糧を買い、、、と言ったサイクルが1ヶ月の間繰り返されるという。

 

 

 
 
 

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