サハラ砂漠のオアシスで共同生活する話29(放浪記417)

 

エコロジー原理主義

 

彼のエコロジーに対する考え方は、少し過剰なところもあり、原理主義のように捉えられるかもしれない。

 

そこには共産主義的な思想の罠や地球温暖化詐欺などが潜んでいるが、この放浪記ではあえて触れないでおく。

気になる方は、僕の情報記事などを調べてください。

 

僕がガンドルフさんから学んだのは、人類がいかに地球を汚し続けていたかと言うこと、そして如何に気をつけるかでこの星の運命を変えることが出来るかと言うこと。

 

主に学んだのは、プラスチック製品を使わないと言うことだった。

 

プラスチックというものは、生産されてしまった以上は、いずれは廃棄される運命にある。

そして廃棄される段階において、地球を汚さずに廃棄する方法は存在しないのである。

 

正確にいうと、現在ではプラスチックを食べるバクテリアが発見されていて、環境を汚さずに廃棄することが可能になっているが、2001年当時では知られていなかった。

 

 

自然

 

ガンドルフさんは、自然とは何か、自然と共に暮らすとはどういうことなのかを教えてくれた。

 

僕はそう言ったことは全く知らなかったが、いったん知ってしまうと、なんとも魅力的なものなのである。

自然と共にいれば全てがうまくいく。

 

自然の脅威という言葉があるが、ガンドルフさんが教えてくれたのは、自然は優しいということだった。

自然は克服するべき敵ではなくて、優しく守ってくれる味方だと氣づいた。

 

 

教え方

 

ガンドルフさんは、そう言ったエコロジーに対する考え方を学術的に教えたり、説教くさく教えたりするのではなく、日常の生活の中で普段の会話の中でさりげなく教えてくれた。

 

説教臭く教えられていたら、反骨精神みなぎる若い旅人の僕は、即座に反発して何も学ぶことが出来なかっただろう。

ガンドルフさんは若いヒッピー旅人の教え方をよく心得ていた。

 

 
 
 
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