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2期目のゴアの話48(自叙伝300)

 

イギリス

 

僕が興味のあったヨーロッパのもう一つはイギリスだった。

 

旅人として必須のスキルである英語は、英語圏の国で生活するのが一番の上達方法だということは、多くの英語上手の日本人旅人たちが声を揃えて言う事だ。

世界中の人たちが集う旅人の世界では、英語が話せなくては話にならなかった。

 

僕は、一年半ほどの旅の経験で、最低限の生活ができるレベルの片言英語を話せるようになってはいたが、本当に最低限のレベルだったし、むしろ英語に触れることを避けていたくらいだ。

 

そしてもちろん、イギリスといえば最先端の音楽と文化がある。

ミュージシャンを目指す身としては、魅力的な土地だった。

 

英語が勉強できて、最先端の音楽に触れることができる。

この二つだけで十分に行く気になっていたが、そこに完璧な後押しが加わることになる。

 

 

Nちゃん

 

去年、ゴアでずっと一緒に遊んでいたNちゃんと、去年のゴアとバシシトと今年のゴアでずっと一緒に遊んでいるTちゃんは親友同士で、以前はロンドンで3年ほどハウスシェアをしていた。

その当時の面白い話を色々と聞いていたので、ロンドンに住むのもいいなぁなどと思い描いていた。

 

そんな折に、数ヶ月前にNちゃんがまたロンドンに舞い戻り、暮らし始めたと言う。

そして、いつでも遊びに来いと太っ腹に招待してくれた。

しかも、アルバイトをするコネの可能性まで話してくれた。

 

あらゆる状況が完璧に整って僕をイギリスへと招待しているように感じられた。

英語、音楽、仲のいい友人、友人のサポート、仕事、などなど初のヨーロッパへと踏み出すための最高のお膳立てが整っていた。

 

 

相談

 

ガールフレンドのIちゃんに、イギリスに行きたいと考えていると話したら、二つ返事で了承してくれた。

 

そもそも、Iちゃんは今回のインドは、旅というよりも女優修行のつもりでやって来ていた。

残念ながら、その夢は全く成就することなく頓挫したが、いずれは日本に戻って演劇女優の道を歩みたいと考えている。

 

それまでは彼氏の僕と一緒にいる時間を大事にしたいと言う。

だから、どこへ移動するかなどは特別な執着があるわけではないようだった。

 

そんな心の大きなIちゃんのおかげで、次の予定地はイギリスのロンドンと決まった。

 
 
 

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