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モロッコで21世紀を迎える話10(自叙伝353)

 

シャウエンとのお別れ

 

シャウエンで旅の疲れを癒やし、美味しい物をたくさん食べて、目的を果たした僕たちは、今回の旅の目的の本拠地であるワルザザードへ向かうことにした。

 

ワルザザードはサハラ砂漠の入り口の街だ。

そこから少し離れたところにあるオアシスでフェスティバルが開催されるらしい。

 

Iちゃんがお金がなくてまともに旅ができないので、とりあえずワルザザードに行って格安生活をしながら、フェスティバルが始まるのを待とうというアイデアだ。

フェスティバルが終わってもお金が残っていたら、色々と観光をして回ろうと考えている。

 

 

長距離バス

 

僕たちは柄の悪い長距離バス乗り場でワルザザードへ向かうバスを見つけて乗り込んだ。

 

モロッコには電車はないので、陸での移動はバスになる。

 

選択肢がない以上は仕方がないのだが、僕はバスが嫌いだった。

なぜなら乗り物酔いするからだ。

酔わないためには朝食を抜いたり、睡眠をしっかりととったりなどの前準備が必要だった。

 

今回の長距離バス移動においては、舐めてかかっていて、美味しいシャウエンでの最後の朝食をたらふく食べた後だった。

しかも、山の街からの移動なので、道は曲がりくねっている。

 

僕はいつも通りに激しく乗り物酔いして、途中で何度かゲーゲーと吐きながら、やっとのことでワルザザードにたどり着いた。

僕ほど車に弱い旅人も少ないだろうが、これも運命と思って諦めている。

 

 

ワルザザード

 

バスを降りた時は乗り物酔いでフラフラだったので、一旦バス停のカフェで休み、落ち着いてから動き始めた。

 

僕たちにはタクシーに乗って街へ向かうなどという選択肢はない。

どれだけ弱っていようとも、バックパックを背中に担いで歩くのみだ。

 

熱い砂漠の日差しの中を重い荷物を背負って歩く。

 

街には大きめのローカルホテルがあったので、そこへ滞在することにした。

 
 
 
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