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ロンドンに住む話1(自叙伝305)

 

ヒースロー空港

 

ロンドンのヒースロー空港に着くと親友のNちゃんが出口まで迎えに来てくれていた。

初ヨーロッパで英語もろくに話せない僕には大助かりだ。

 

僕はあまりにも英語が話せないので、英語が必要な状況では、片言英語を話せるIちゃんに頼ることが多かった。

このイギリス滞在中に変われば良いのだが。

 

久しぶりのNちゃんとの再会は嬉しく、会っていなかったこの一年ちょっとの期間の間の旅話で盛り上がる。

 

僕が今回ゴアにいた間にNちゃんはバリ島にいたらしいのだが、バリはインドと比べると遥かに観光地化していて、ワイルドさやローカルっぽさがあまり無く、Nちゃん的には あまり面白くなかったらしい。

なんども友人たちの集まるゴアへと向かおうかと悩んだが、結局バリに滞在し続けてからロンドンへとやって来たらしい。

 

それを聞いて僕は、冗談混じりでゴアの面白話を自慢げに話した。

僕自身も、ゴアを選択したことは正解だったのか悩んだが、浪速のノリでNちゃんをからかって楽しんだ。

 

旅人の世界には何か魔法のようなものがあって、そのエネルギーは常に変化し続けている。

それを掴み続けるには運と努力が必要なのだ。

 

僕は、このロンドンへの動きが正解の動きにつながることを期待していた。

 

 

 

Nちゃんは、自分の家へと快く招待してくれた。

 

8畳ほどの部屋に若いカップルを居候させるなど、なかなか面倒臭い事でもあっただろうが、Nちゃんの心はそれを可能にさせるほど大きかった。

 

家が見つかるまでは、滞在して良いし、大家さんにも既に話をつけてくれていると言う。

 

Nちゃんは現在、学生ビザで滞在して、タイレストランでウエイターの仕事をしていると言う。

 

そこのオーナーはタイ人の奥さんと結婚した日本人で、細かいことは気にしないロックン・ロールな人だから、労働ビザがなくても皿洗いのバイトとかさせて貰えるかもよ、という。

 

何から何までありがたく準備してくれている。

Nちゃんがいる限りは、僕たちのイギリス滞在も順調に楽しく行きそうだ。

 

これからの明るい未来を期待して胸を膨らませた。

 
 
 

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