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ロンドンに住む話39(自叙伝343)

 

旅立ちの日

 

いよいよ旅立ちの日がやって来た。

 

飛行機は一般的なヒースロー空港から出発するのではなく、マイナーなルートン空港からの出発になる。

 

出発時間は明け方の5時なので、前日から空港に泊まり込みで離陸に備える。

 

 

格安航空会社

 

空港についてみると、受付カウンターは一番端っこの最も不便なところに存在していた。

 

なぜこんなことになっているのかというと、イージージェットという超格安の航空会社を選んだからだ。

どうやら、この会社は全ての面で節約することで、このチケットの値段を実現しているらしい。

 

通常は航空会社で働いているのは教養のありそうな美人のお姉さんのイメージだが、この受付カウンターで手続きをしてくれたのは、柄の悪そうなヤンキー風のお姉さんだった。

見るからに一般的な航空会社とは一味違う。

 

今では一般的になっているが、当時にしては最も早い時期でのペーパーレスチケットで、自分でプリントアウトしなければならず、空港に入ってから渡されたのは、紙のチケットではなく、使い回しできるようなプラスチックのカードだった。

とにかく細部までとことん拘った値段設定だった。

 

飛行機に乗ってみれば、座席は異様なほど狭く、膝が前の座席にぶつかってしまうほど。 

通常は飛行機内では食事や飲み物が無料でついてくるが、イージージェットではお金を払って購入しなければならず、細かなことにいちいち驚かされた。

 

だが、安全面に関してはきちんとしていて、全く問題なく飛行機は無事にマドリッドへと到着した。

 

 

マドリッド

 

飛行機を降りて、スペインの大地へと降り立った。

空を飛ぶのも楽しいが、人間は地面の上に立つのが似合っている。

 

空港から出て、どうやって長距離バス乗り場までいくのかは既に調べてあったので、スムーズにことが運んだ。

 

マドリッドの電車網は分かりやすく色分けされてあって、スペイン語を話せない人でも簡単に理解できるようなものだった。

国際的な行き来が激しい街なんだろう。

 

バス停でしばしの待ち時間を過ごした後に、スペインの最南端のアルヘシラスへと向かう夜行バスに乗り込んだ。

 

 
 
 
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