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祖父の死の話5(放浪記494)

 

777


僕は、この旅行記ブログは、人記事あたり大体800文字を目安に書いている。

前回の記事で、何文字くらい書いたかな?とみてみると、ちょうど777文字だった。


まるで、ギャンブル好きの祖父の霊が見守ってくれているようである。


僕と祖父とは何らかの霊的な繋がりが強いようで、そのような話はこの時から数年後に関わってくる話で紹介することにする。

 

精算


祖父の帳尻合わせは見事だった。


祖父の死により支給された保険金の額が、借金の返済と葬式の費用とでトントンに精算されたのだ。


かなりいい加減でだらしのない性格の祖父だったが、死の際に至っては全ての帳尻を合わせて、綺麗にあの世へと旅立っていった。


これは、ギャンブラー的には、かなりかっこいいことなのではなかろうか。

 

次の行動


祖父の葬式がひと段落ついたので、僕は次の行動へと移ることにした。


今回、祖父の容体の悪化により日本へと帰ってきたわけだが、その時から僕の目的は日本を旅して回ることだった。

タイやインドやイギリスやモロッコを旅して回ったので、世界の国々は多少は見知ることができた。

だが、日本に関しては、生まれ育った大阪以外は何も知らない。


まだまだ世界を旅し足りないが、その前に日本を知らずして世界へと旅立つと言うのは、日本を代表する旅人として情けないと考えた。


だが、日本の物価は高い。

インドのような感覚で旅をしていると、あっという間にお金が尽きてしまう。

日本には日本なりの旅の仕方があるはずだと考えた僕は、自転車旅行という答えに行き着いた。


その考えは、以前に最高の旅とはどんな旅か?と考えた時に、究極のところはアフリカを自転車で旅することではないか、という答えに辿り着いたこととも重なっている。

いつの日かアフリカを自転車で旅するためにも、今のうちから日本を自転車で旅して経験を積んでおいた方がいいと考えてたのだ。

 


つづく。。。

 

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