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モロッコを周遊する話1(放浪記429)

 

別れ、そして旅立ち

 

ついに別れの時が来た。

 

Yくんとの別れであり、結果的に二ヶ月半ほど滞在することになった砂漠の街ワルザザードとの別れであり、フェスティバルからみの色々な思い出との別れである。

そしてガールフレンドのIちゃんとの別れへと向けた旅立ちである。

 

僕たちは、北にあるモロッコ文化の古都マラケシュへと向かう。

Yくんはもう少し砂漠を探索するという。

 

次の出会いはいつになるかはわからないが、同じ日本人である以上、いつの日かで会うことは間違いない。

次の再会を楽しみにして、お互いの旅路を祝いあった。

 

 

マラケシュ

 

僕たちはバスに乗り、マラケシュへと向かう。

距離にして100キロほど、山を越えた向こう側にある街は大した距離ではない。

 

4時間ほどバスに揺られているとマラケシュにたどり着いた。

 

この時に越えた山はオートアトラス山脈といい、モロッコを砂漠の半分と緑の半分に隔てている。

どちらにしろ暑くて乾燥しているが、北側に位置する緑の大地では乾燥度合いが緩く、緑が点在している。

 

マラケシュは大きな街だった。

モロッコでも上位に入る都会らしい。

 

僕たちは久しぶりに人混みの中に飛び込んだ。

 

 

早送り

 

マラケシュの市場は楽しく、美味しいものを食べて満足した時間を過ごすことができた。

僕たちは楽しく観光した。

 

だが、楽しい観光の話は必ずしも読んでいて面白い放浪記になるわけではない。

モロッコでは、他にも海沿いにあるサーファーの街へも立ち寄り、楽しい旅をしたが、記事にして面白いものではないので、端折らせてもらう。

 

僕たちは色々と回って、最終的にモロッコの入り口であるタンジェへと戻ってきた。

 

この街は、僕たちが最初にやってきた街であり、僕たちが別れゆく街でもある。

そして、ガンドルフさんやFさんが住む街でもある。

 

オアシスで彼らと別れたのは、2週間ほど前のことだ。

 

久しぶりの再会が楽しみだ。

 

 
 
 

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