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石垣島でキャンプする話5(放浪記515)

 

石垣島に到着

 

 

H君との話は面白く、話に夢中になっているとあっという間に石垣島に到着した。

 

 

僕は沖縄に向かうという今回の自転車旅の目的を達成したので、その後にどうするかと言うアイデアは特になかった。

出来たらサトウキビ畑での仕事でも出来たら良いなとなんとなく考えていた。

 

 

このサトウキビ畑でのキビ刈りという仕事は、旅人たちにとって有名な話で、冬に沖縄に旅すると、どこででもキビ刈りの仕事を募集していて、誰でも無条件に簡単にお金を稼げると言う話だった。

 

 

H君も同じようなことを考えていて、色々と情報や戦略を教えてくれた。

彼が言うにはキビ刈りは2月頃がピークだから、今の時期は人に出会ってコネを作ったりして、2月から4月くらいまで休みなく働くのが一般的だと言う。

 

 

彼はフェリー乗り場からは島の反対側に位置するキャンプ場で、1ヶ月ほどキャンプをする予定だから、良かったら一緒に来ないかと誘ってくれた。

 

 

 

旅は道連れ

 

 

僕はなんの当てもなかったので、渡りに船とこの誘いに飛び乗った。

 

 

僕は自転車でキャンプ場に向い、H君はバスでキャンプ場に向かう。

バスの方が早いかと思ったが、待ち時間の関係で僕の方が先についた。

 

 

米原ビーチというビーチにあるキャンプ場で、適度な林があり、適度な砂地があるので、キャンプするには居心地が良さそうだ。

 

 

僕は適当な場所にテントを張り、その後1ヶ月間を過ごす拠点を築いた。

僕がテントを張っているとH君も到着し、少し離れたところにテントを張った。

 

 

 

キャンプライフ

 

 

キャンプといっても特にやることはなかったが、やることが無いなりにも、色々とやることがあるのがキャンプである。

 

 

木陰で休みながら本を読んだり、音楽を聞いたり。

食糧を買ってきて、焚き火で自炊したり。

海で泳いで、貝を採取して食べたり。

夜にはH君と焚き火を囲んで、夜遅くまでおしゃべり。

 

 

沖縄のこういった状況では、泡盛を飲みながら焚き火を囲んだりするのだが、僕たちは二人ともできるだけ節約したいと言う状況だったので、無駄な出費を抑えてお茶や水で我慢していた。

 

 

 
 
 

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