Fさんの乞食ライフ Rさんが面倒を見ていたイラン人ホームレスのSさんは、乞食ではなくホームフリーやノマドと言った表現の似合う、旅人の延長線上にある姿だった。 &nb
Rさん宅 僕とYさんは小さなシングルルームに滞在していたが、Rさんは庭付き一戸建てを借りていた。 値段は張るが、3ヶ月前払いにすることで
安宿探索能力 僕の安宿を見つける能力はかなり卓越しているようで、アンジュナでも1日150円の激安の部屋を見つけることができた。 &nbs
Gさんはミュージシャンだけあって音楽に詳しく、彼の最も得意とする分野が、ジャーマン・プログレやクラウト・ロックなどとも呼ばれる70年代ドイツのアンダーグラウンドなサイケデリック・ロック・シーンだった。
タイ旅行、特に南の島でのノンビリした時間を経験したことで、もう少しゆったりした暮らしをしたいと考えるようになる。
パンガン島で出会った旅人たちは肩の力を抜いて気楽に過ごしていた。
彼らみたいにノホホンと暮らしたい、パンクス的思想だった僕にヒッピー的思想が混じり込んできた。
3週間のタイ旅行も無事に終わり、西成の一人暮らしのワンルームマンションへ帰ってきた。
旅行は無事だったが、無事ではなかったのが貯金だった。
ピザ屋のバイトで貯めた貯金は引っ越しの準備やタイ旅行の資金に消えた。
ここに住んでいない3週間の間も、家賃は払い続けている。
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